真の課題を見出し、社員と共有する秘訣 その2

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最近の研修の傾向として増えてきたものにハラスメント研修があります。その内、企業内で起こるものとして、一番多いのがパワハラ、そして次にセクハラと続きます。

 

特に、電通問題が起きてからは、企業は一層パワハラに敏感となり、管理職等の一般社員の強要を止めさせるような管理職研修が非常に多くなっています。

 

一度、表面化し白日の下に晒されてしまうと、企業のダメージを考えれば無理もないことですが、企業からの研修希望は、単に「ハラスメント防止研修」となっている点が大いに気になるところです。

 

ご承知のとおり、ハラスメントという言葉が出来て以来、その種類は増え続けており、今ではカラオケハラスメント、最近ではジタハラ(時短ハラスメント)なるものまで登場しています。

 

対する管理職の皆さんからは、「もう何も言えない、どうしたものか」という悲鳴が聞こえてきます。

 

しかし、ここが考えどころです。

 

一つひとつのハラスメントに対して、単に防止するために研修を実施することなど到底できません。

 

では、どうすべきなのでしょうか!?

 

私は、今こそ単なる対症療法ではなく、企業の、組織の根本治療こそが必要なのではないかと考えています。

 

表面的な現実の事象に振り回されるのではなく、その裏に隠された根本的な事象や問題点にこそ手を打つべきなのです。

 

例えば、会社から顧客リストを持ち出して、外部に売却して、お金にした、「お金が欲しかったから」、、。よくある話ですが、では、なぜその社員は、お金が欲しかったのか!?ギャンブルに溺れた、小遣いが少なかった、ローンに追われた、、、。こうなれば、ああなるということが分かっていたはずなのに、なぜそんなリスキーなことに手を染めたのか!?

 

原因は様々でしょうが、日々の業務の中で、マネージャー等リーダークラスは、社員の異変に気づいていなかったのでしょうか?

 

むしろ、リーダークラスであれば、日常の会話の中で、その社員の異変に気づき、何らかの芽をつむことができたかもしれません。ここが重要です。

 

さらにハラスメントの調査で注目すべきは、ハラスメントの原因に「問題はコミュニケーションにあり」と51%の人が答えている点です。

 

わかっちゃいるけど、事件は起こる、、、。また、それの繰り返し、イタチごっこ。それではたまりません。

 

求められているのは、組織そのものが覚醒し、自分たちの業務を真剣に捉え、どうしたらもっと伸ばすことができるのか、企業価値を高めることができるか、世間のお役立ちに繋がるのかを社員全員で考え抜いて行くことなのです。

 

上からの一方的な押し付け、上から目線だけで、マネジメントする時代は終わりを告げています。

 

AI時代と言われている今こそ、自分たちの頭で考え抜き、企業の真の課題を見出し、社員と課題を共有化して、この難しい時代を乗り切ることが求められているのです。

 

 

株式会社ビズソルネッツ 代表取締役 阿比留眞二

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